The logic of recurrent circuits in the primary visual cortex | nature neuroscience (2024)
Ian Antón Oldenburg, William D. Hendricks, Gregory Handy, Kiarash Shamardani, Hayley A. Bounds, Brent Doiron & Hillel Adesnik
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例えば、感覚情報処理ではこれにより感覚のチューニングが行われたりすると考えられている
しかし、実際には”順行的な結合による影響”と”回帰的な結合による影響”を区別することは難しい
Naa_tsure.iconこの論文で焦点を当てている回路は1つの皮質領域内に限定されるような局所的な回帰っぽい
V1の L2/3におけるニューロンは、以下の2つの回帰的な入力をメインとする
1. 物理的に位置が近いニューロンからの入力(Physical space)
2. 刺激応答特性が類似しているニューロンからの入力(Feature space)
抑制/興奮に関しては、研究によって主張が割れている
Naa_tsure.icon当時の実験手法の限界を感じる
同時に複数の神経細胞を光で刺激
物理的な位置の近さ(Physical space)と刺激に対する応答に関して
アンサンブル(10細胞)刺激を行うと、近辺は興奮性、その周辺は抑制性応答をする細胞が多い
Naa_tsure.iconこれまんま側方抑制
Naa_tsure.iconたった10個の細胞の刺激だけでもこの傾向が見られるのか
アンサンブル刺激に使う細胞の組み合わせで、細胞の応答が大きく変わる
刺激する細胞同士が物理的に近いほど周辺の細胞は抑制性応答をするものが多くなる
Naa_tsure.icon基本的には周辺の細胞を抑制していて、活性化した抑制性細胞が固まれば強い抑制がかかるとか
Naa_tsure.iconアンサンブルのパターンでここまで応答が変わるなら、今までの無差別opt刺激の結果は再考が必要そう
応答特性の類似性(Feature space)と刺激に対する応答について
刺激する細胞同士の方位選択制チューニングが近くても周辺の細胞への影響が強くなっているとは言えない
Naa_tsure.icon測り方によっては差がありそうな気もするけど、それにしても想像より影響が明らかに弱い
刺激する細胞と方位選択性チューニング特性が近い細胞への影響に限定して解析すると、
両者の位置が物理的に近い場合、興奮性応答が多い
両者の位置が物理的に遠い場合、抑制性or弱い応答が多い
刺激する細胞と方位選択性チューニング特性が直交している細胞への影響に限定して解析すると、
両者の位置が物理的に近い場合、抑制性応答が多い
両者の位置が物理的に遠い場合、弱い応答が多い
Naa_tsure.icon一番遠い場合、興奮性の応答をしているのはちょっと気になる
Naa_tsure.icon90度ではなく、45度ズレてる場合の方が抑制が強いのも気になる
Naa_tsure.icon本筋じゃないけど何の断りもなしにCa++の減少を抑制と解釈するのはどうなんだろ
Naa_tsure.iconここを真面目に検証した論文を知らない